五月雨


月夜に響く旋律にいつかのあなたを思い出す 傘を差して笑っていた今にも泣き出しそうだった

五月雨よ何も出来ない俺を殴れ 一人唇噛み締めた午前二時

月夜に鳴らす口笛は優しく哀しく宙を舞う 冷えてる風は吹きすさぶ 揺れてる記憶幾星霜を

五月雨よ何も言えない俺を殺せ 廻るあなたの声が今響いてる

一瞬で変わってく突然のきっかけ一つ 喜怒哀楽誰にもわからない運命線 飛んでった烏は俺を笑ってるんだろう 後悔と懺悔の幾星霜を

五月雨よ何も出来ない俺を殴れ 愛するあなたを裏切った午前二時



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